夏になると増える川や海での水難事故。「子どもに水遊びをさせたいけれど、安全面が心配…」という保護者の方も多いのではないでしょうか。
先日、手賀沼で開催された「水難事故防止プログラム&SUP体験」(主催:てがぬまパドルクラブ、AQUA SALUS)に参加してきました。そこで体験したのは、大自然でただ水遊びをすることだけでなく、「自分の命を自分で守る(セルフレスキュー)」ための、親として絶対に知っておきたい学びでした。
水難事故を防ぐために大切なのは「危険を知ること」
親心としては、つい「危ないから水辺には近寄っちゃダメ!」「川遊びは怖いからやめよう」と、子どもたちを遠ざけてしまいがちです。
しかし、本当に大切なのは「危険を完全に排除すること」ではなく、「どんな危険が潜んでいるのかを知り、身を守る術を身につけて遊ぶこと」ではないでしょうか。
今回のプログラムを通じて、そのことを痛いほど身に沁みて理解しました。正しい知識と備えがあれば、親の心にも余裕が生まれ、子どもと一緒に純粋に自然の楽しさを味わうことができるのです。

「セルフレスキュー」とは?
セルフレスキューとは、水に落ちたり流されたりした際に、自分の命を守るための行動や知識を身につけることです。
泳ぐ技術だけではなく、ライフジャケットを正しく着用することや、慌てず「ういてまて」を理解することが大切。
「ういてまて」は、無理に泳がず仰向けで浮いて呼吸を確保し、救助を待つための大切な考え方です。セルフレスキュー講習では、こうした基本的な行動も実際に体験しながら学びます。
「セルフレスキュー」は、子どもだけでなく大人にとっても知っておきたい「生き抜く力」の一つです。

流山市の園・学校の避難訓練や体育授業でも広がる「セルフレスキュー」
実は今、この「セルフレスキュー」の重要性は教育現場でも高く評価されています。流山市内では、水難事故防止教育の一環として、専門の先生によるセルフレスキュー講座を開催する学校もあります。
「ういてまて」の合言葉のように、服を着たまま水に落ちてしまった場合の対処法など、地域全体で子どもたちの命を守るための「生き抜く力」を育む動きが広がっています。

座学では得られない「身体で覚える」経験の大切さ

この講習では
- ライフジャケットの正しい着用方法
- 水に落ちた時の浮き方
- 助けが来るまでの待ち方
- 水中で慌てない姿勢
- SUPのコツ・安全な乗り方
を実際に体験しながら学びました。
このようなことは、水遊びだけでなく、豪雨や浸水など万が一の災害時にも役立つ知識です。本やインターネットで知識を得ることはできても、いざという時というのは身体が覚えていないと動きません。
この「実体験」こそが、もしもの時に自分や大切な人の命を救う最大の武器になると確信しました。座学だけではなんとなく聞き流してしまうことも、自然の中で楽しみながら身体で覚えることができるのが、体験プログラムの素晴らしいところです。
水難事故では、パニックになることで体力を消耗し、さらに危険な状況になることがあります。実際に水へ入り「浮く」「待つ」を体験しておくことが、自分の命を守る大きな力になります。

てがぬまパドルクラブさんもAQUA SALUSさんも、笑いを交えつつ楽しく優しくコツを伝授してくださり、気付いたらもう一家で夢中で楽しんでいました♪ 楽しい時間と貴重な体験に感謝です!!
手賀沼を守る活動も知ってほしい

今回お世話になったてがぬまパドルクラブ・AQUA SALUSの皆様は、SUP体験や安全講習だけでなく、手賀沼の清掃活動や、回収したゴミを活用したアート制作など、水辺の環境を守る活動にも力を入れています。
現在では多くの人がSUPやカヌーを楽しむ手賀沼ですが、かつては全国でも有数の水質汚染が問題となり、悪臭のため学校が休校になることもあったそうです。地域の方々による長年の取り組みにより水質は改善され、今では人が水に親しめる場所へと変わりました。
水辺を楽しむだけでなく、水辺を大切にする気持ちも一緒に育まれる。そんな活動に触れられたことも、今回の体験で印象に残ったことの一つでした。
水辺を楽しむ人が増えることが、水辺を守る人を増やすことにもつながるのかもしれません。
今年の夏は、一生モノの知識を親子でアップデート!


自然から学ぶことは本当にたくさんあります。今日学んだ知識は、単なる夏のレジャーの枠を超え、いつか訪れるかもしれない水害時にも必ず役に立つ「生き抜く力」です。
大人も子どもも、一緒に楽しみながら、こうした「身を守る術」を当たり前の知識として身につけていけたら素晴らしいですね。
これからの水遊びシーズン。
一人でも多くの子どもたちが、安全に、そして最高に楽しい思い出を作れるように。まずは私たち大人が正しく知り、子どもたちと一緒に水辺の安全を学んでみませんか?
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夏休みは川遊びや海水浴、プールなど水辺で過ごす機会が増えます。楽しい思い出を作るためにも、「泳げること」より「命を守る方法」を親子で学んでみませんか。
今回参加したような体験会や講習会は、てがぬまパドルクラブとAQUA SALUSの皆さんによって夏期は定期的に開催されています。是非フォローして最新情報をチェックしてください!
水難事故防止授業・ライジャケレンタル詳細
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水遊びシーズンを楽しもう!無料水遊びスポットまとめ
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